1. TOP
  2. 第6回「ばらかもん」

第6回「ばらかもん」


大人の為の漫画書評 第6回  今回とりあげるのは、「ばらかもん」

評価:

総合・・・・・4★★★★ ストーリー・・・・4★★★★  絵・・・・・3★★★★ キャラクター・・・・・5★★★★★  世界観・・・・・5★★★★★★

作者: ヨシノサツキ 出版社: スクウェア・エニックス  掲載誌:ガンガンONLINE 月刊少年ガンガン
備考:現在連載中  単行本12巻まで発行

書評:

基本は、コメディタッチだが、それに終わらない奥行きがある、作品であり楽しめる

主人公の半田清舟は、かなりわがままな上、自意識過剰で、周りを見ない。ある種のコミュ障にすら見える。 
しかし、そういった部分を温かく受け入れ、かつ逆にづかづかと踏み込んでくる部分もある、五島列島の人々とのコミュニケーションが何より、面白い。
一見グサット来るような事を言っても、それなりに流して受け入れる一方で、互いへの温かい視点がそのには常に存在しているのがわかる。

さらにそこに地元の小学生である「なる」や中学生、高校生と子供が絡んできて、ますます言いたい放題だけど、仲が良いという学生自体の仲間同士のようなコミュニケーションが、書道家半田との間に成立している。そのある種の容赦なさや、コミュニケーションギャップは、しばしば抱腹絶倒の笑を生み、読んでいて飽きない。

一方で書道に関しては、半田清舟 愚直かつまじめで著名な書道家である父親においつこうと愚直かつ必死であり、その部分がこのマンガのストーリーに背骨を与えている。 半田清舟の成長物語としての側面も十分よみとれ、単なるほのぼの系や、ギャグマンガとは一線を画した読後の充実感がある。
なお スピンオフ作品 半田君 も4巻まで出ており、そこには半田清舟のコミュ障ぶり。浮世はなれぶりが描かれており、こちらもなかなか笑える。

 

あらすじ:

書道家の半田清舟は、ある受賞パーティーで自作を酷評した書道展示館の館長を感情に任せて殴りつけてしまう。見かねた父親は半田に「自分の人間として欠けている部分」を見つけさせるため、彼を自然豊かな五島へと送り込む。

内心では反省する気のない半田だったが、天真爛漫少女・琴石なるをはじめとする個性的な島民達と出会い、少しずつ心を動かされる。都会の温室で育った半田は耐性の無い田舎の環境や島独特の人間関係に戸惑いながらも、島民たちに助けられ励まされ挫折を繰り返しながら新たな書の境地を拓いていく。初めて出会った自然の世界やお互いに助け合う気持ち、それは型に嵌っていた半田の書、そして半田自身の心も少しずつ成長させていた。

自信を取り戻した半田は書展出品のため東京へと戻り、かつてパーティーで殴りつけた館長に謝罪。館長に書道家としても人としても成長したことを認められ、暴行事件は水に流すこととなった。島へ戻る理由を失い都会暮らしに戻る選択肢を与えられた半田だったが、島送りに猛反対する母をよそに都会では島で書けていた自由な文字が書けないことが発覚。父親に背中を押されたことや、なによりも島で半田の帰りを待つなる達の言葉を聞き、半田は島での生活に戻ることを決意する。

愉快な五島の住民たちに翻弄されながらも、再び書の新境地を求める日々を送るのだった。 さらには友人の芸術エージェントの卵である川藤との絡み。妙なライバルの登場など、翻弄されながらも半田自身、少しずつ成長していく。

  (Wiki ばらかもんhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B0%E3%82%89%E3%81%8B%E3%82%82%E3%82%93 より一部抜粋 加筆)

\ SNSでシェアしよう! /

大人の回遊領域~しったかぶり.comの注目記事を受け取ろう

NO IMAGE

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

大人の回遊領域~しったかぶり.comの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介

朝次

この人が書いた記事

  • NO IMAGE

    フェイクニュースの作り方

  • 公明党

    公明党はしたたか!

  • 大人の組織

    自民党はオトナの組織!

  • 組織の価値

    組織の価値は?

関連記事

  • 甘々

     第9回 「甘々と稲妻」

  • 神のみぞ知るセカイ

    神のみぞ知るセカイ

  • 3月のライオン

    第11回「3月のライオン」

  • 信長協奏曲表紙

    第10回「信長協奏曲」

  • キングダム

    キングダム

  • NO IMAGE

    砂ぼうず